[nana荘レポート] はじまりの夜【nana荘顔合わせ】
- no name(カエル)
- 2018年6月21日
- 読了時間: 4分
某月某日。
イヌっころ……
もとい、nana荘の大家であるつじイヌ氏からメッセージが届いた。
「入居式やるんだワン! みんな来て欲しいワン!」
その一言は、割と軽い呼び掛けであったが、大きな意味を持っていた。
nana荘の住人達と……会う……だと……!?
かく言う私も一応はnana荘の住人であるはずだ。参加の資格は十分にあると言えよう。
ただ、懸念がある。
大きな問題だ……。
このアパート。
ペット(カエル)OKなのだろうか……!

まぁ、なんかそういう僅かながらの不安を胸に、私は指定された場所に向かったのである。
道中、特にハチ公前あたりではイヌの像の周りで記念撮影などがされており、まさか、こいつがつじイヌか!? と思わず身震いしたが、違ったらしい……。
なんでも、その犬の名前はハチさんというらしい。もっぱら海外の方々が撮影していた事から、見かけによらずグローバルに活動している方なのだろう。
全く、紛らわしいものである……。
そうこうしながら、先にのんねむさんと軽くオムライスで腹を満たし、その後Mioさんと合流し、イヌっころ……もとい、つじイヌ氏に指定された場所に辿り着いた。駅から少し離れた場所だったが、迷うこともなかったのは僥倖と言えよう。
しかし、時間はギリギリである。よし、建物に入ろう、と思ったその時。事件は起こった。
不意に鳴り出す私のiPhone X。
ヘルメットパープルさんからの着信である事を伝えるiPhone X。
私は、殊更ゆっくりと電話に出てみた。
もちろん、iPhone Xで。
カエル「……はい、カエルです」
ヘルメットパープル「道に迷いました!(`・ω・´)キリッ」
……え?
時計を見やる。約束の時間はもう間もなくだ。
高鳴る心臓の音を他所に、平静を装いながら問いかけてみる。
カエル「あの、今どこです?」
ヘルメットパープル「わかりません!(`・ω・´)キリッ」
……え?
再び時計を見やる。もう時間である。
のんねむさん、Mioさんを指定された建物に残し、私はヘルメットパープルさん救出大作戦に繰り出したのだった……。
泣きながら(´;ω;`)
と、色々横道に逸れたが。
救出大作戦も無事成功し、テーブルを囲んでやや緊張気味の一団を見つけた時、私は愕然としたのである。
いや、おかしい、おかしいぞ……!
私の心臓は、まるでヒップホップのビートを刻んでいるのかと思う程に強く、確かな高鳴りを見せる。
いや、そんな訳ない、そんな訳ないと自分に言い聞かせたが、無駄だった。
みんなに挨拶する頃には、私の心臓はエイトビートを刻んでいた。
そして、挨拶をしようとした私の口から出た言葉は、私の心を代弁していた。
「人間しかおらへんやないか!」
……。
何を言っているのかわからないとは思う。
それは分かっている。
俺にもよく分からない。
だが、目の前に立つ男。細身の体躯でメガネを頭に掛け、やおら昭和のプロデューサーを思わせる男が名乗った名前が……
「どうも、つじイヌですワン」
全然イヌちゃうやんけ! いや、ちょっと思ってたよ!?
ちょっとは「あ、もしかしたらつじイヌさんって、実は人間なのかなぁ」とは思ってたよ!? でもイヌの面影ゼロやん!?
なんでメガネとか頭に乗せてんの!?
……いや、落ち着こう……。
だが、落ち着いてもいられなかった。
それは、ある黒髪の人物の自己紹介の時に爆発する。
「あ、どうもわたるっぺ=ペっペです」
いやいやいやいや!! せめて金髪! 虎の要素ゼロやん!? あー、あれかなー!? 心の中は虎です!
みたいな!? みたいな!? いやそれ完全に人間の考え方やん!!(´;ω;`)
完全に絶望の淵に立たされた私の目に映った同じアパートの住人達。
書き始めると収まりがつかないが、皆個性的であり、一様にnanaユーザーとの繋がりと音楽を愛していた。
あと、NANOHAさんはずっと俺と目が合う度に笑ってた。
いや、いいんだけど……(´;ω;`)
いいんだけどさ……(´;ω;`)
カエルだって頑張って生きてるねん……(´;ω;`)
残念ながらRisaさんとみこさんは欠席したけれど、チーム分けを早速行う事となり、皆が音を奏ではじめた頃に気づいた事があるのだ。

「ワシ、歌できないじゃん(´;ω;`)」
気付くのが遅すぎると言う人もあるだろう。
いや、事実そうなのだからしょうがない。
ならばと思い、つじイヌ氏が用意したピザをたらふく食ってやろうと思ったが……!

あ、もう無いですねピザ(^ω^)
水しか残ってないですね(^ω^)
絶望に暮れるカエル。
なすすべもなくぼーっとしてたら

なんか踏まれた。
めっちゃ踏まれた。
3人がかりで踏まれた。
そして……。
nana荘のメンバー達は夜更けまで騒いでいたそうだ。
あと、カエルこと私はその後、時折寝言で「踏んでくれぇ! 踏んでくれぇ!」と言うようになったそうだが、それはまた、別のお話。

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